「民主党政策集INDEX2009」から、もうひとつ! それは、
「中古住宅を診断できる人(ホームインスペクター)の育成」
中古住宅を購入される方には、「この家に欠陥はないだろうか?」「不具合や劣化の程度はどのぐらいなのだろうか?」という不安があると思います。
それならば、「一級建築士等に依頼すれば、診断ぐらいしてもらえるのでは?」 と思われる方も多いと思いますが、実はこれ・・・・ 大きな間違いです!
「一級建築士」と言っても、実は医者と同じで、「専門」というものが存在します。具体的には、構造専門、設備専門、意匠専門、積算専門、CAD専門等々。ですので、一級建築士は万能ではなく、自分の得意分野は分かるけど、専門ではない分野は良く分からないという人が多いということです。
とりわけ、「ホームインスペクション」などは、今まであまり知られていない特異な分野ですので、検査や調査のノウハウを得た、その分野の専門家を育てることが必要になるのです。(民間レベルでは行われていますが。)
このような制度ができれば、中古住宅の流通に向けて、消費者が安心して購入できる環境が整えられます。是非とも、実行してもらいたいものです。