不動産業界にはは地域に根差した中小の不動産業者から、全国展開するような大手業者まで多数の業者がひしめきあっています。ここでは大手と中小の比較し、両社のメリットを伝えたいと思います。
不動産業者は大手であれ、中小であれ、互いに情報を共有しています。今では、レインズ(指定流通機構)というネットワークを通じて、会員であればホストコンピューター内の情報を引き出す事が可能になり、情報の量という意味では、大手も中小も大差はないと思います。
その上で、大手のメリットを上げるとすれば、
・自社独自の物件がある!
・独自の保証制度がある!
・契約等がシステム化されている!
これらが大手が持つ「安心感」につながっています。特に、大きな資金力をバックボーンにした保証制度等は魅力的です。
なので、全ての面で大手が中小を上回ると思われがちですが、必ずしもそうではありません。中小不動産業者のメリットは、
・地域に密着した物件情報を持っている
・地域の事情をよく理解している
という点です。例えば、候補地がある程度決まっているのであれば、地場の不動産業者の方が、思いがけない優良物件を持っていることもあります。また、暮らしやすさや周辺状況等の地域の情報についても、よく理解しているので、情報としてはかなり魅力的です。
物件候補地がある程度定まっているのであれば、中小不動産業者にゆだねるのもいいでしょう。