新築マンションのモデルルームや注文住宅のモデルハウスは確かに見栄えがいいものです。最新の設備や装飾、インテリア、豪華設備は見る者全てを魅了します。
ただし、ここで注意していただきたいのは、これらはあくまで「見本」であって、実際に購入するものとはかけ離れている場合も少なくありません。
実際に、住宅展示場の中のモデルハウスは、一億以上するようなものもあります。
ですので、このようなモデルルームやモデルハウスを自分の家のイメージとして考えていると、後でがっかりすることもあります。
あくまで、モデルルームやモデルハウスは「販売」に有効なツールとしてとらえることが重要です。
では、中古住宅の場合はどうでしょうか?
中古住宅の物件は、今買おうとしている「現物」そのもの。新築のように、出来上がってから落胆することはないですし、見学時に見たイメージとの相異も少ないです。
また、見学時に居住者がいる場合は、使い勝手や住み心地等を体感することができます。
モデルルームやモデルハウスの豪華設備等に胸躍らせて新築物件を購入するよりは、実際のイメージとの相異がない中古住宅を購入する方が、後から後悔する可能性は少ないと言えるのではないでしょうか。