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【中古住宅に欠陥があれば既に現象化してる】

2009年10月27日 13:00

中古住宅に対して否定的な考えを唱える人の中には、「中古住宅は欠陥が無いか心配」と思われている方がいらっしゃいます。



「耐震性の基準」という意味では、新築住宅よりも劣るのは確かです。(特に築10年を経過しているもの)



しかしながら、構造的に100%欠陥がないかどうかは、職人や工事監理者、現場監督等の現場に従事する方の技量と知識に依存します。新築であれ、中古であれ、これは変わりません。



よって、中古住宅の「耐震性の基準」が劣っているから、中古住宅に欠陥が多いとは一慨には言えないのです。理由は、「欠陥」の有無は、あくまで建築に関わる方に依存するからです。



また、万が一購入する物件に欠陥があった場合、新築住宅の場合は欠陥が存在する「現象」が出にくいという特徴があります。



「現象」とは、雨漏れやシロアリ被害、家の傾き等の不具合を指します。



これに対し、中古住宅の場合は建てられてから年月が経過していますので、欠陥があれば何らかの「現象」が既に露呈しています。


ある日突然、欠陥現象が露呈するということは起こりにくいのです。


専門家の調査や物件見学時のチェックを行えば、購入前に欠陥を見つけることもできますので、新築よりもむしろ安全度が高いといえます。


 


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