住んでみて家が寒い、連暖房の効きが悪い、夏場暑いという意見をよく耳にします。これには家の断熱性能と深い関わりがあります。
通常の木造住宅では、家全体を覆うように断熱材が施工されています。いわば家全体を覆う毛布のようなものです。それが隙間無く充填されているかが、断熱性能を左右する大きな要素となります。
しかしながら、断熱材には法律が無く、施工が雑であったり、断熱材自体が施工されていない住宅も多々存在します。特に、中古住宅が建てられていた10年以上前の時代は、今ほど断熱材が重要視されていなかったので、その傾向が顕著です。
断熱材の施工如何によっては、家の快適性や居住性、冷暖房機器の効率に大きく影響するため、できれば下の写真のように断熱材の有無をチェックをしておく方がいいでしょう。
また、最近は断熱性能を上げるために、窓を二重にしたり、壁の中の断熱材を入れ替える「エコ・リフォーム」も普及しています。現在では、環境省や国土交通省からの補助金(かなりの額になります)もあるようなので、購入と同時に検討してもいいかもしれません。
●一級建築士 (2名)
●二級建築士
●施工管理技士
●シックハウス診断士
●福祉住環境コーディネーター
●インテリアコーディネーター (2名)
●CASBEE評価員
大阪府知事登録 (イ)第23010号