右の写真は「雨染み」です。中古住宅の場合、建てられてから年月が経っている場合が多いので、外壁や屋根、バルコニーの防水が改修時期にある場合、雨漏りが発生しているケースがあります。
内装の見た目は問題無くても、床下などでは大量のカビが発生していたり、すでに木材が腐っている状態の家のもあります。
カビは健康に悪影響を与えるものもありますし、このような物件は、とても住める状態ではありません。
悪質な不動産屋では、このような欠陥を隠すために、クロスなどを張り替えて隠している場合もあります。
見た目だけで、問題ないと判断しないでください。
また、一旦、雨漏れが発生すると、カビや腐朽菌の他に、シロアリの被害に遭う確率が高くなります。シロアリは暗くて湿潤な環境を好みますので、雨漏れした木造住宅はシロアリにとって居心地がいいのです。
特に、木造住宅の場合は、主要な構造部分の柱・梁が腐朽やシロアリの被害に遭うと、事態が深刻化します。程度にもよりますが、最悪の場合、建て替えるしか方法がありません。
家には雨漏れを起こしやすい部位があります。例えば、複雑な形状の屋根や外壁のサッシ廻り、下屋との取り合い部分、バルコニー等です。これらの部分に異常がないかを十分に確認する事が重要です!!
●一級建築士 (2名)
●二級建築士
●施工管理技士
●シックハウス診断士
●福祉住環境コーディネーター
●インテリアコーディネーター (2名)
●CASBEE評価員
大阪府知事登録 (イ)第23010号